高配当株

世界トップシェアのブリヂストンは9期連続増配企業

ブリヂストンは日本に留まらず、数あるタイヤメーカーの中で世界トップシェアを誇る企業です。

そのブリヂストン、実はなんと9年も連続増配をしていたのです!恥ずかしながら今まで全く注目していませんでした(-_-;)

残念ながら2019年12月期の配当予想は2018年と同額の160円なので連続増配は止まってしまうかもしれません。(あくまで予想なので増配を行うかもしれませんが。)

仮に増配を行わなかったとしても、10年間減配していないことになりますので、実質累進配当企業と言っても良いのではないでしょうか。

 

神様の声
神様の声
世界トップシェアというだけで分析する価値は充分にあるのじゃ。

 

9期連続増配はブリヂストンの強み

安定した配当金は企業としても長期保有株主を獲得できますし、投資家としても毎年一定のキャッシュを受け取ることができるのでメリットばかりです。

9年も連続増配できる日本企業は少ないのでブリヂストンの強みと言えるでしょう。

配当金・配当性向推移

ブリヂストン配当金・配当性向推移

 

  • 配当金は2010年から8倍に!
  • 配当性向は約2.8倍
  • 近年は配当性向40%前後で推移

 

配当金はなんと2010年から8倍になっています。2010年の配当性向が低すぎたのはありますが、これだけ短期間で配当金を急増させる企業は非常に珍しいです。

配当性向も配当金の増加に伴って上昇し、近年は40%前後で停滞しています。9年の連続増配でわざわざ止めたと言うことは配当性向40%が当面の限界とブリヂストン側は見ている可能性がありますね。

 

神様の声
神様の声
一般的にも配当性向30~40%が丁度良いぐらいと見られておるの。

増配率推移

ブリヂストン増配率推移

 

2011年から2014年にかけては驚異的な増配率でした。

2016年からは6~7%程度に落ち着いていましたが、今期は2018年と同額の予定なので増配率はゼロとなっています。

欲を言えば2011年からの増配も数%で良かったので長く継続してくれた方が投資家としては嬉しい限りですが、こればかりはいまさら言っても仕方ありません。

今までは低い配当性向だったので増配余地はありましたが、もう配当性向は40%程度になっているので業績を押し上げるしかなさそうです。

 

株価推移と配当利回り

ブリヂストンの現在株価は4,237円。配当利回りは3.77%の高利回りとなっています。

株価推移10年チャート

ヤフーファイナンスより

 

  • 2013年から2014年にかけて急上昇
  • 現在の株価は2014年とほぼ同じ

 

株価が上がりだした2013年は丁度、驚異的な増配率を見せていたころです。

2012年年末から上がりだしていますから、2012年の期末配当取り、そして2月に発表された前年比+70%以上の増配IRで上昇が加速したように見えます。

 

2014年の年初と年末付近は株価4,000円を超えているので現在とほぼ同じような水準でしょうか。2014年当時の1株配当は100円に対して2019年現在の1株配当は160円です。

これだけ配当金額が違っても株価は同程度なのですから少しお得に見えますね。

 

神様の声
神様の声
2010年から株価を上昇させつつ増配を続けていたのじゃから最高じゃのぉ

 

株価1年チャート(週足)

ヤフーファイナンスより

 

  • 直近1年間は4,000円を下値に4,400~4,500円程度で反発している
  • 2018年10月の市場急落の影響を受けていない

 

2018年10月と12月には市場の急落がありました。10月は1か月で日経平均が約2,000円の下落、12月は1か月で約2,600円も下落しています。

さすがに2018年12月の急落の影響はある程度受けているようで、株価4,000円まで下げてしまいましたが、それでもチャートが崩れるような下げ方はしていません。11月に少々上がってしまったため反動の下げがあったのでしょう。

 

そして2018年10月に関しては何事も無かったかのように急落をもろともしていませんね。多くの銘柄が売り込まれましたが、やはり高配当かつ連続増配株はさすがの強さがあります。

 

神様の声
神様の声
急落相場にこそ高配当&増配銘柄の強みが発揮されるのじゃ

 

配当利回り推移

配当利回りは各年の年末株価をベースに計算しています。2019年は7/14現在の株価です。

 

2017年は下落してしまったものの、2013年からはほぼ右肩上がりで推移していますね。

高配当株は配当利回りを節目として市場は判断する可能性があります。ブリヂストンの場合は配当利回り4%を節目とされているようです。

ブリヂストンの配当金は2018年から160円なので配当利回り4%になる株価は4,000円です。

先ほどの株価チャート(週足)を見ていただいたら分かると思いますが、ここ1年の間に株価4,000円ほどで3回も反発していますね。

 

神様の声
神様の声
しばらくの間は株価4,000円が絶好の買い場となる可能性が高いのぉ

 

業績推移と市場のポジション

ここではブリヂストンの業績推移と市場における立ち位置を確認していきます。

増配を行うからにはそれなりに業績を伴っている場合が多いですが、業績が伴っていないのに強引に増配をする企業もまれにあるので注意が必要です!

業績

 

非常に安定した業績ですね。売上高、利益共に横ばいで高配当株の代表とも言える企業です。

上の写真に載っている2012年からは○○ショックと呼ばれるような世界の市場の変化が幾度がありましたが、それらの影響をほとんど受けていません。

 

ROEも一度も10%を下回っておらず、優良企業と言って良いでしょう。

神様の声
神様の声
一般的にROEは10%以上が合格ラインと言われておるのじゃ

 

一般的には成長企業が好まれるかもしれませんが、高配当株にとって何より大切なのは安定性です。

2019年の業績予想もほとんど横ばいのようですから、買い場が訪れたらぜひとも購入したい銘柄です。

世界市場シェア

出典:タイヤビジネス誌-2017年データ

 

ブリヂストンは世界のタイヤシェアの14.5%を占めており、トップシェアの座に君臨しています。

市場でトップシェアに立つのはそれだけで優位性があり、ミシュランとはたった0.5%の差ではあるのですが、数値以上の差があるのです。

 

神様の声
神様の声
あのバフェットもトップシェア企業を好んで買っているのじゃ

 

まとめ

ブリヂストンは安定かつ9期連続増配企業です。

今期は残念ながら連続増配が止まってしまう予想となっていますが、実質累進配当は維持しています。

現在の株価は4,237円、1株配当は160円なので配当利回りは3.77%と高配当になっているため欲しいところではあります。

しかし、過去の推移を見るに買い場は配当利回り4%となる4,000円程度だろうと私は思っておりますのでそのあたりまではグッと我慢して買い場が訪れるのを待つことにします。

業績は安定していますし、世界トップシェアの企業でもありますので、高配当狙いの投資家さんは狙ってみるのも良いのではないでしょうか?

 

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