未分類

【大人気優待株】3196ホットランドは買いか?

今回は優待株として個人投資家から人気を集めているホットランドを分析します。

 

まずは企業説明から簡単に。
同社はたこ焼き「築地銀だこ」を主柱として運営しており、「銀のあん」、「銀だこハイボール酒場」も展開しています。

 

「銀だこ」は名前の通りですが、たこ焼きを主力商品としています。「銀のあん」はたい焼きを主力商品としており、「銀だこハイボール酒場」は先の2つの主力商品を絡めた居酒屋を運営しています。

 

基本情報2019/01/17現在

 株価   1,292             PER 96.1 
 時価総額 23,845百万 PBR 6.03
 1株配当  5円                 優待 あり(後述)

 

私は企業分析を行う際、成長性、安全性、株主還元の3つの視点に分けて分析を行います。今回もその手法にのっとり、それぞれにランクA~Eの5段階評価をつけて最後に総合評価をします。

 成長性 ランクE

 成長性はランクEです。以下の写真を見てください。2015年から現在までの経営成績のデータです。

 
f:id:yutaso-kabu:20190118094133j:image(楽天証券-会社四季報データより)

f:id:yutaso-kabu:20190118094146j:image

(楽天証券-会社四季報データより)

 

売上高はここ数年横ばい、営業&経常利益は減益傾向にあります。利益、1株益もほぼそのままですね。

 

ホットランドは12月決算なので2月中旬ごろに決算発表があると思います。現時点での会社予想は上の写真の「会18.12予」と書いてあるところです。

 

あまり見栄えのしない数字ですね。これだけならランクEまで落とす必要は無かったかと思います。

しかし筆者はこの数字からさらに下方修正が飛んでくる、もしくは少なくとも下振れすると読んでいます。

 

同社の主力事業を考えると下方修正or下振れになるだろうと予想することは簡単なんですね。

 

たこの市場価格に注目!!

同社の主力事業は「銀だこ」つまり、たこ焼きです。

 

たこ焼きにはタコが必要ですから、タコの市場価格に注目すれば銀だこにとって経営がしやすい環境か、経営しにくい環境かを見分けることができます。

 

残念ながら現在は経営がしにくい環境となっています。というのも、現在、タコが歴史高値をつけているのです。

 

過去5年平均のタコ市場価格は1kgあたり約900円でした。それが17年後半に1,000円台にのり、18年6月には1,500円を超えました。

 

詳しい数字は必要ないので省きますが、平均すると例年の1.3倍ぐらいにはなっているのではないでしょうか。

 

タコの価格が1.3倍にもなると銀だこには大ダメージ間違いなしです。

 

仮にホットランドの売上が伸びているならばなんとかカバーはできるかもしれませんが、とても伸びているとは言えないのでそのまま指をくわえてタコの市場価格が落ち着くのを待つしかありません。

 

先日たこ焼きの値上げをする発表がありましたが、それによりもし客足が遠のくようであればさらに苦しい状況となるでしょう。

 

客足がそのままだとしたら、少しは利益改善になるかもしれませんが、結局、ホットランドが成長していくためには客数を増やさないとダメです。現状では客数を増やせると筆者が判断した施策は全くありません。

 

以上の理由から成長性はランクEとしました。

 

安全性 ランク B

安全性は特に問題ありませんでした。キャッシュも順調に積み上げていますし、特別変わった支出もありませんでしたので、問題ないと思われます。

 

ただ、ランクBにした理由は1か所だけ問題とまではいきませんが、懸念点がありました。

 

下の写真を見てください。左側が前期の第3四半期までの累計、右側が今期の第3四半期までの累計を表しています。その中でも「長期借入金」に注目してください。

 

 

f:id:yutaso-kabu:20190118112759p:plain
ホットランド2018年12月期第3四半期IR情報より

長期借入金が爆増しています。前期比でちょうど3倍ぐらいですね。短期借入金がその分減少していますので、問題とまではいきません。

 

しかし、ホットランドのような飲食業を営む企業はこれほどまでに長期借入を行う必要はないのです。不動産などは回収までに期間が必要ですから長期借入金がどうしても多くなります。

 

飲食業は長期借入金が多いとダメと言うわけではないのですが、短期借入に比重を高めてよい業種です。

 

やはり、この先懸念から安全性を確保しやすい長期借入を増やしたのではないかと筆者は考えていますが、それほど大きな問題ではないので安全性については今のところ気にする必要は無いでしょう。

 

以上の理由から安全性はランクBです。

 

株主還元 ランクB

株主還元の内容は一般的に以下の3つ。配当、優待、自社株買いです。

 

ホットランドは今のところ自社株買いを行う発表はありませんでしたので、配当と優待について言及します。

 

配当は1株あたり5円です。(年間)

 

優待は6月と12月に実施されます。内容としては同社で使用可能な食事券です。
100株以上  1,500円相当
500株以上  7,500円相当
1,000株以上 15,000相当

 

優待はこれが年2回配布されます。株価は1/17現在で1,292円ですので配当利回りは約0.4%、優待利回りは約2.3%です。

 

優待はなかなか良いですね。100株の保有者でも年間で3,000円分の食事券がもらえます。優待株として人気の理由が分かりますね。

 

配当は1株当たり5円なので100株保有者だともらえるのは年間で500円だけです。無いよりはマシかもしれませんが、良いとは言えませんね。

 

総合評価 ランクD

ホットランドは成長が見込めるような企業とは今のところ言えません。とは言え、安全性は高く、優待も良いので優待投資家にとっては買いたい銘柄かもしれません。

 

ただ、今期は業績の下振れもしくは下方修正になりそうなので、注意が必要です。次の権利確定は6月なので焦って購入する理由は特にないでしょう。

 

筆者が購入するとしたら株価100,000ぐらいでしょうか。優待利回りが3%になる水準です。理想は優待利回り4%の株価75,000ほどで購入したいですが、人気優待株はなかなか下落しないので・・・

 

成長が見込めるわけではないのでそれくらいの還元率でないと私は買いません。

 

また、コメダHDやZOZOの分析も行っていますのでそちらもよければ見てください。

 

www.yutaso.net

www.yutaso.net

 

ブログランキング参加中です。
応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ