株主優待

コメダホールディングス(3543)の株主優待・配当金。”隠れ優待”も実施

配当金も欲しいけれども優待も捨てがたい。この悩みはインカム投資家には尽きません。

近年は上場企業の年間配当総額が増え続け、優待実施企業も増加しています。

しかし、両方ともそれなりに充実している企業は数えるほどしかありません。

コメダは配当・優待の両方を実施しており、

  • 約2.5%の配当利回り
  • 約1%の優待利回り

 

となっています。配当も優待も欲しい投資家さんには嬉しい銘柄なのではないでしょうか。

この記事で分かること
  • コメダの優待のこと
  • 隠れ優待について
  • コメダの配当について
  • 業績の推移
  • 筆者の投資判断

コメダの株主優待

コメダは何と言っても配当と優待の両方が貰えて2つの楽しみを同時に味わえることが特徴です。

また、隠し優待も実しているので3つの楽しみとも言えるかもしれません。

優待内容

2019/9/23日現在

貰えるもの コメダ系列で使える電子マネー
優待金額 1,000円×2回
権利確定月 2月・8月
優待利回り 0.99%
最低取得額 201,300円

 

優待内容はコメダ珈琲店などで使える電子マネーです。1,000円分が2月と8月の2回なので2,000円分ですね。

現在の株価は2,013円なので優待利回りは1%ほどになっています。

株主優待はいつ貰える?

コメダの電子マネー(通称コメカ)は権利確定のつど、チャージされる仕組みとなっています。

権利確定 カード受取(初回) チャージ日
2月 5月半ば 6月1日
8月 11月下旬 12月1日
有効期限はそれぞれのチャージ日から1年間

初回の権利確定では電子マネーカードが送られてきますが、2回目以降はそのカードに自動的にチャージされるので捨ててしまわないように注意が必要です。

他者の優待は優待品を送ることが多いので運送コストがかかってしまいますが、電子マネーにチャージする仕組みは企業にとってもコストがかからないので良いですね!

利用できる店舗は?

コメカはコメダ珈琲・やわらかシロコッペ・おかげ庵の各店舗で利用ができます。

一部利用できない店舗があるようなので注意してくださいね。

○○円以上で利用可能といった制限は無いので、全額チャージされたコメカで支払うことが可能です。

コメダの隠れ優待

コメダHD-IR情報-株主総会より

コメダは株主総会の議決権を行使すると電子マネー500円分が7月1日にチャージされます。

議決権行使でもらえる500円分は有効期限が5月末となっています。1年間ではないので注意しましょう。

議決権の行使と聞くと難しいイメージを持たれるかもしれませんが、届いた”議決権行使書に○をつけてそのまま返送するだけなので簡単です。

この隠れ優待を活用することで年間の優待金額は2,500円となり優待利回りは1.24%になります。

配当金について

コメダは1株当たり51円の配当金を出しています。配当利回りは約2.5%!

優待を実施しながらこの配当利回りは魅力的ですね。

配当金・配当性向推移

コメダは2016年6月に上場したばかり(設立は2014年)の新設企業なので、2017年2月期からの配当データとなっています。

2019.2月期までは1株配当50円を継続。今期は51円の配当となる予定です。配当性向は少々高めになっています。

配当性向について

配当性向の推移
  • 2017.2 48.7%
  • 2018.2 45.6%
  • 2019.2 44.1%
  • 2020.2 43.6%

飲食業で配当性向40%台は危険信号です。優待も出していますから、コメダの株主還元での負担は相当なものになっているでしょう。

しかし、推移をよく見ると毎年少しずつですが配当性向を下げています。

配当は減配したことがありませんから、着実に利益を増やしているということです。

なんとか近いうちに最低でも配当性向30%台までは下げてほしいところですね。

業績の推移

売上高・増収率推移

上場以来ずっと増収を続けています。

毎年10%前後の増収率で推移していましたが、今期は1%ほどの増収予想となっています。あくまでメインは配当と優待なので増収を続けているならば充分ですね。

会計方針の変更

今期の売上収益は30,638百万円となっていますが、この数字は会計方針変更の影響を受けています。

同社は従来の会計方針から変えてIFRS16号を適用しました。その結果、昨年まで計上していたリース料の収益認識方法が変わったため売上収益が2,195百万円減少しています。

 

つまり、昨年と同じ会計基準ならば32,833百万円(前期比+8.2%増収)だったことになります。

 

もちろん収益の認識方法が変わっただけなので利益面では影響ありません。あくまで見せかけの数字が変わっただけです。実質8.2%増収と考えてよいでしょう。

営業利益・増益率推移

安定して増益を繰り返しています。

増益率は毎年5%前後。今期も4%の増益となる見込みです。

営業外損益で大きな変動が無ければ、平均して年間5%ほど税引き前利益を上げていることになるので配当性向の改善に期待ができそうです。

月次推移を確認

大半の飲食業は各月において全店・既存店の売上高(前年比)を公表しているので、業績の見通しが立てやすいメリットがあります。もちろんコメダも公表しているので確認してみましょう。

コメダHD-月次情報より
  • 全店舗 前期比109.7%
  • 既存店 前期比104.8%

 

ちょうど半期が経過しましたが、全店・既存店ともに好調をキープしています。

既存店で前期を下回ったのは7月だけですね。
飲食業は既存店売上の推移が何より重要なので上半期の月次は好材料です。

 

投資判断

SBI証券-株価チャートより
株価 2,013円 配当利回り 2.5%
PER 17.4倍 優待利回り※ 1.2%
PBR 3.1倍

※隠れ優待込み

株価は昨年12月の市場急落以降、ほとんど横ばいで推移しています。

若干の下降トレンド気味ですが、総合利回り3.7%(隠れ優待込み)は美味しい水準になっていますね。

ただしPER17.4倍、PBR3.1倍は指標だけで見ると少し割高なようにも見えます。(優待株にしてはまだ健全な方かもしれませんが。)

 

この水準で購入しても問題はなさそうですが、私はもう少し安くなったところで入りたいと思います。

最低でも総合利回り4%(株価:1,900円)以下で購入を試みます。

コメダは配当金・優待ともに充実している銘柄なので両方とも欲しい投資家さんは購入を検討してみる価値はあるのではないでしょうか?

 

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