成長株

【4385】メルカリを分析してみた-赤字企業に成長性あり

こんにちは、ゆうたそです。

あの有名なメルカリについて分析していこうと思います。このブログをご覧になっている皆さんの中にも実際に使っている方は多いのではないでしょうか?

私はパスワードと登録していたメールアドレスを忘れてしまい、ログインできなくなっちゃいました(笑)

さてさて、そんな超有名企業のメルカリさんですが、実は赤字企業だと知っていましたか??

メルカリは連続大赤字企業

メルカリの赤字は今に始まった事ではありません。ここ数年、ずっと赤字の垂れ流しが続いているのです。

黒字の四半期はほとんどない

以下はメルカリの営業利益推移です。2016年から2018年決算までの合計12四半期をグラフ化したものです。

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メルカリ営業利益推移-2018年6月期決算資料より

過去12四半期のうち、営業黒字はたったの4回しかない。

それもここ最近になって営業損失額が大きくなっているような・・・

年間ごとの営業損益推移だとよくわかりますね。

2016年 ▲42百万円
2017年 ▲2,775百万円
2018年 ▲4,422百万円
2019年(会社四季報予想) ▲7,000百万円

みごとなまでに赤字が拡大してしまっています。

なお、メルカリは今期の利益予想、つまり2019年の利益予想は開示していません。利益の予想がつかないだとか・・・

そのため、2019年の予想値は会社四季報のものを使用しました。

メルカリは6月決算なので既に第3四半期までは発表されているのですが、第3四半期までで営業利益は5,981百万円の赤字!

おそらく会社四季報の予想通りの数字もしくはさらに悪い数字で着地するのではないでしょうか。

いずれにしても、前期の営業赤字4,442百万円は大幅に更新してしまいそうです。

ただ、これはあくまで営業利益の話。売上はとんでもない高成長を見せているのです。

メルカリの売上成長はバケモノ級

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2016年から全ての年度で前年比+40%を達成しています。

メルカリ級の規模でこれほどの売上成長を遂げている企業はそうありません。さすがといったところでしょう。

四半期ベースで比べると以下のようになっています。

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メルカリ2019年6月期第3四半期決算説明資料より

角度がものすごいですね(笑)

テレビCMなどを通してここ2年ほどで一気に認知度が上がったと思うので、うまくCMが売り上げに結びついている良い例です。

赤字の垂れ流しでも大丈夫なのか?

少なくとも売上の増収が続いている限りは問題ありません。

ある程度の成長性の見込みが立てば広告宣伝費などの経費をカットしていくでしょうから、そうなればすぐに黒字化することが予想されます。

投資家として懸念すべきは増資です。高成長&赤字企業は典型的な増資実施企業です。

高成長を遂げるためにはしばらくのうちはそれなりの資金を必要としますね?しかし、赤字企業にはそれだけの資金がありませんから、借り入れや増資に頼るしかありません。

メルカリの事業内容では大きな設備投資をそれほど必要としないので、増資の危険性は少ないかもしれませんが、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

メルカリの株式情報

さて、連続赤字企業のメルカリさんですが、売上がぐんぐん伸びていることもあり、市場では好評価を得ているようです。

1年チャートは下落ぎみ?

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メルカリは昨年に上場したばかりなので、一番左に見えるローソク足が上場した月の動きです。

上場からズルズルと下がり続け、2018年12月の市場の急落で需給状況が整理されたのでしょうか。そこからはゆるやかに回復しています。

新規上場で派手に高値をつけてしまうと、売りの猛攻を浴びるとこになってしまいます。その結果、メルカリのように約半年にもわたってズルズルと株価を下げてしまうことも珍しくありません。

注目されるIPO株によく見られる事例なので、ぜひ気を付けてくださいね。

株主還元は何もなし!

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一般的な株主還元は主に3つあります。

  • 配当金
  • 株主優待
  • 自社株買い

メルカリはこの3つのどれも実施していません。ここまで来るといさぎよいですね(笑)

しかし、メルカリの株主還元方針に私は大賛成です!ぐんぐん成長している間は株主還元なんてせずに投資に回すべきですから。

成熟してから株主に還元しても遅くはありません。中途半端な配当金や株主優待は何の役にも立ちませんし、無駄なコストがかかるだけです。

もちろん今は赤字の状態ですので株主還元などしている場合ではありませんね。

メルカリは割高なのでは?

6/5日現在の株価:3,050円で、PBRは7.4倍。PERは測定不能です(赤字なので)

年率40%以上で売上高を増加させている企業ですので、一概に割高や割安と判断することはできませんが、私は少し割高なのではないかと思います。

今回は私が愛用しているPERが使用できないので時価総額で考えてみました。

メルカリの時価総額は4,575億円あります。通常は年間売上高の1~2倍程度が理想だと言われていますので、メルカリの場合は1,000億円程度が理想。

ただ、この理想には成長性を加味していませんので、メルカリのような高成長企業が売上高の1~2倍程度の時価総額で放置されているようならそれは大バーゲンセールですね。

メルカリはいくらが適正なの?

今のところ、成長性に頭打ちの傾向は見えませんし、年間売上高の5倍程度の時価総額なら購入しても良いのではないかと私は思います。

2019年6月期は四季報予想で570億円程度の売上なので、570億×5倍=2,850億円

2,850億円ほどの時価総額なら私は買いだと思います。

株価で表すと1,900円ほど。

そう考えると今の株価は割高すぎますね。私は当分購入できそうにありません。もちろん、メルカリの成長性がいつまで続くかによるので何が正しいとは言えませんのであくまで参考までにお願いします。