株主優待

【ディズニー】オリエンタルランド株は買いなのか?株価や業績を調べてみた

日本を代表するテーマパークのディズニーランドを運営するオリエンタルランドの分析です。

この記事ではオリエンタルランドの業績の成長性、財務面の安全性、株主還元について簡単に説明していきます。

オリエンタルランドに対する筆者の評価は以下のようになっていますので参考にしていただければさいわいです。

オリエンタルランドの基本情報

SBI証券-オリエンタルランド株価チャートより

 

株価・・・14,835円

PER・・・66.49倍

PBR・・・5.81倍

1株配当・・・44円

ROE・・・8.5%

浮動株・・・19.6%

 

株主還元について

オリエンタルランドは累進配当企業

オリエンタルランド決算説明資料より-配当金は増配を継続

 

オリエンタルランドはこの資料にあるように2006年から一度も減配をしていません!

リーマンショックでも東日本大震災でも減配はしていないのです。

今期も1株配当を44円と設定しており、累進配当は継続中です。

しかし、もともとの株価が14,000円台と高いため、配当利回りは0.3%程度しかありません。

株主優待は1DAYパスポート

株主優待も実施しています。優待内容はディズニーランドもしくはディズニーシーで使用可能な1dayパスポートです。

保有株数に応じて貰える枚数は異なります。

100株保有の場合は3月末に1枚。400株保有者の場合は3月と9月に1枚ずつとなっています。

優待利回りは100株保有が最も高くなりますが、それでも0.55%ほどしかありません。(値上げ後の1day料金:8,200円で計算)

配当と優待を合わせた総合利回は0.85%となり今一魅力には感じません。

しかし累進配当を継続していることから株主への還元姿勢は充分に評価できるはずです。

オリエンタルランドの業績について

まずオリエンタルランドの業績を確認します。

オリエンタルランドの売上は若干の右肩上がり、利益は横ばいで推移しています。

売上高は若干の右肩上がり

オリエンタルランド-業績ハイライト-売上高

 

  • 2015年・・466,291百万円
  • 2016年・・465,353百万円
  • 2017年・・477,748百万円
  • 2018年・・479,280百万円
  • 2019年・・525,622百万円
  • 2020年・・503,870百万円(予想)

2019年は2018年比で9.6%の増収となっています。これは35周年記念イベントの影響であるため、2020年予想では減収となっています。

営業利益は2015年に逆戻り

オリエンタルランド-業績ハイライト-営業利益

 

  • 2015年・・110,605百万円
  • 2016年・・107,357百万円
  • 2017年・・113,152百万円
  • 2018年・・110,285百万円
  • 2019年・・129,278百万円
  • 2020年・・108,880百万円(予想)

営業利益は売り上げの増収があった2019年以外は増益と減益を繰り返しています。

2020年予想は108,880百万円となっているので、2015年あたりの利益とほとんど変わっていません。とても成長性があるとは言えないですね。

 

 

オリエンタルランド-業績ハイライト-当期純利益

 

  • 2015年・・72,063百万円
  • 2016年・・73,928百万円
  • 2017年・・82,374百万円
  • 2018年・・81,191百万円
  • 2019年・・90,286百万円
  • 2020年・・76,240百万円(予想)

業績をまとめると、売上は緩やかに成長しつつも利益はほとんど横ばいとなっていました。

経営における最重要項目ともいえる売上が緩やかとはいえ右肩上がりで推移していることには好感が持てますが成長性には期待できそうにありません。

 

オリエンタルランドの安全性について

安全性は充分!自己資本比率は70%越え

おおむね自己資本比率が30%程度が一般的な企業、40%を超えると安全圏と言われます。

ではオリエンタルランドはどれくらいかと言うと・・・

オリエンタルランド-業績ハイライト-自己資本比率

驚異の70%越え!!

2018年にかんしてはあとほんの少しで80%にタッチするところまで自己資本比率を高めています。

この指標が高いと、例えばコロナショックで臨時休業に追い込まれた際にも借り入れの返済で火の車なんてことが無くなるわけです。

自己資本比率が低い企業だとその分借り入れに頼っていることになりますから、当然経営は苦しくなります。

キャッシュは潤沢で配当金の支払いも安心

2019年中の配当金支払いは約13,134百万円。

手元にあるキャッシュはその約18倍の222,551百万円もあります。

この倍率は5倍ほどあれば許容範囲、10倍で安全圏と言われますからオリエンタルランドはキャッシュリッチ企業ですね!

 

オリエンタルランドって結局買いなの?

オリエンタルランドの最大の強みは値上げ力です。

【1dayパスポート料金の推移】

1983年:3,900円
1987年:4,200円 (+300円)
1989年:4,400円 (+200円)
1992年:4,800円 (+400円)
1996年:5,100円 (+300円)
1997年:5,200円 (+100円)
2001年:5,500円 (+300円)
2006年:5,800円 (+300円)
2011年:6,200円 (+400円)
2014年:6,400円 (+200円)
2015年:6,900円 (+500円)
2016年:7,400円 (+500円)
2019年:7,500円 (+100円)
2020年:8,200円(+700円)

女性投資家
女性投資家
ディズニーってこんなに値上げしてたの!?
サイト管理人
サイト管理人
近年値上げが急速に進んだことで話題になったけど実はずっと昔から定期的にしているんだ。

1983年の3,900円から2020年の8,200円ですから日本のインフレ率を遥かに上回る値上げを成功させています。

企業が売上を伸ばす方法は大きくわけて2つしかありません。顧客を増やすか、価格を上げるかです。

オリエンタルランドは価格を上げる方法を企業を成長させています。
どこまで上がるかは分かりませんが、この先もしかすると1dayパスで10,000円の日が来るのかもしれません。

それでも多くの人はディズニーに行くでしょうから、非常に魅力的な企業であることは間違いありません。

しかし、現在の株価は少し割高な水準にあることと、目先の成長性(業績)に懸念を抱いているため私は買いを見送っています。

割安度の面でもう少し株価が下がれば買いたいと思っているので監視を引き続き継続します。