配当&優待実施株

パーク24の配当金・優待・業績について。市場シェアトップの優良企業

パーク24は駐車場サービスを提供する国内最大手の企業です。

国内駐車場市場で圧倒的な市場シェアを誇っています。
市場シェアがトップの企業はそれだけで魅力的に感じるので分析してみることにしました。

株主還元が良く業績も堅調なのでポートフォリオに組み込みたい銘柄の1つです!

【パーク24の特徴】

  • 安定した業績で2018年に過去最高益
  • モビリティ事業は急成長
  • 株主還元に充実
  • ただし配当性向は高い

パーク24の事業内容

パーク24は以下の2つを中心事業としています。

  1. 駐車場事業
  2. モビリティ事業

他にも決済サービスやロードサービスなども提供していますが、業績に与える影響は今のところ軽微なので今回の紹介は控えます。

駐車場事業

パーク24の駐車場事業はTimes24として運営されています。皆さんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか?

パーク24が展開する駐車場の利用数は年々増加しており、順調に顧客を囲い込みしています。

\駐車場事業の利用数推移/

駐車場事業-件数・台数推移

特に国内駐車場事業が堅調に推移しており、利用数に伴い業績も安定的に伸ばしています。

\国内駐車場の売上高・営業利益/

パーク24決算説明資料より-国内駐車場の売上高及び営業利益推移
女性投資家
女性投資家
国内は堅調だけど海外はどうなのよ?
サイト管理人
サイト管理人
海外駐車場事業も赤字ではないけどまだまだ発展途上。事業利益は国内駐車場の15分の1程度しかないんだ。
女性投資家
女性投資家
なるほど!あまりうまくいってないってことね!!
サイト管理人
サイト管理人
・・・。

 

②モビリティ事業

パーク24のモビリティ事業はレンタカーカーシェアリングを展開しています。

モビリティ事業も駐車場事業と同様に利用数は右肩上がりで成長性を感じます。

\レンタカー&カーシェア利用数/

パーク24決算説明資料より-モビリティ事業推移

 

レンタカーとカーシェアそれぞれの業績は以下のようになっています。

\レンタカー業績推移/

パーク24決算説明資料より-カーレンタルの売上高及び営業利益推移

売上高は増加していますが、営業費用の増加で利益はほとんど横ばいになっていますね。

パーク24のレンタカーはあまり収益性が見込めないのかもしれません。

 

\カーシェア業績推移/

パーク24決算説明資料より-カーシェアの売上高及び営業利益推移

モビリティ事業の中でもカーシェアは右肩上がりに成長を遂げています。

パーク24のカーシェアは15分単位で使用できてさらに予約は利用開始の3分前までOKのお手軽さは人気なのかもしれません。

利用したいときにさくっと使えるところが良いですよね!

女性投資家
女性投資家
売上高はレンタカーのほうが多いけど営業利益はカーシェアのほうが多いんだね!
サイト管理人
サイト管理人
そうだね!
カーシェアは無人の貸出・返却だから利益率が高いんだと思うよ!

 

パーク24業績推移

売上高・増収率推移

パーク24の2010年からの売上高を確認します。

売上高・増収率推移

右肩上がりの好成長を続けています。

なんと、2010年からは前年の売上高を下回ったことが一度もありません!
マイナス成長が全くないことは素晴らしいですね!

そして成長率も文句なしです。

【成長率推移】

2011年:9.5%

2012年:12.5%

2013年:11.4%

2014年:7.5%

2015年:7.5%

2016年:8.2%

2017年:19.9%

2018年:28.2%

2019年:6.3%

最も成長率の低い2019年でさえも前年比+6.3%の成長。

最も成長率の高い2018年は前年比+28.2%を達成しています。

2017年の+19.9%、2018年の+28.2%はともに海外駐車場事業がけん引しています。

すべての事業においてプラス成長ですが、特に海外駐車場事業の成長率が高くなっています。

 

経常利益・増益率推移

経常利益・増益率推移

経常利益は緩やかではあるものの、上下しながら全体的には右肩上がりとなっています。

2018年には過去最高益を達成しており今後にも期待がかかります。

2019年は消費税の増税に伴うシステム変更費用などがあり、経常利益は減益となっています。
女性投資家
女性投資家
そういえば、海外駐車場事業はあまりうまくいってないみたいだけどどうなの?
サイト管理人
サイト管理人
売上成長率は高いけど、利益はついてきていないね。昨年も減損を出したばかりだし利益体質になるにはまだ時間がかかりそうかな。

2020年業績予想

パーク24 決算説明資料より

【2020年業績予想】単位:億円()内は成長率

売上高:3,330億円(104.9%)

売上総利益:863億円(110.5%)

営業利益:267億円(119.6%)

経常利益:255億円(118.2%)

親会社帰属利益:165億円(133.6%)

2020年予想はすべての指標で上向きの予想となっています。

特に利益面では消費税増税にかかるコストが減少する分、売上高以上の成長率となる見込みのようです。

あくまで計画なので実現するかは分かりませんが今期も期待できそうな見通しではないでしょうか。

パーク24の強み

パーク24の強みはなんといっても圧倒的な市場シェア!
数字で語るまでもなく皆さんが普段から目にしている通りです。

会員数は年々増加しており、特に法人の会員比率が右肩上がりで増加しています。

\会員数推移/

パーク24 決算説明資料より

会員制度は顧客の囲い込みにつながるので単純に比例とは言い切れませんが、ある程度は売上高に比例してきます。

今後もパーク24のシェアはますます拡大するのかもしれません。

女性投資家
女性投資家
確かに会員になっている企業のサービスを使いたいよね!
サイト管理人
サイト管理人
そうそう!
パーク24の会員になるとポイントも付くから顧客の心をがっちりと掴んでいると思うよ!

 

パーク24の株主還元について

配当金・配当性向推移

\配当金・配当性向推移/

パーク24決算説明資料より

配当金・配当性向の特徴

  • 毎年増配ではないが18年累進配当を継続
  • 配当性向が高く大幅増配は見込めない
  • 今期の予想も1株配当70円
  • 配当利回りは2.6%(2020/1/19現在)

現在の株価は2,689円。予想配当利回りは2.6%となっています。

毎年増配しているわけではありませんが、今期も会社予想通りの1株配当70円を達成できれば18年連続で減配していないことになります。

しかし、今期の配当性向は65.6%になる見込みです。(前期は87.7%でした。)
改善されているとはいえ、利益の65%が配当金として社外流出するわけですからあまりにも高すぎる水準です。

2007年あたりから配当性向は60%を超えていますので、それでも継続して利益を出せる仕組みが整っているのは素晴らしいことですが、今後の増配は期待できないかもしれません。

株主優待について

パーク24-株主優待より

パーク24は株主優待として優待券(タイムズチケット)を保有株数に応じて配布しています。

100株保有の場合は2,000円分なので優待利回りは

2,000円÷取得金額268,900円=0.74%

となります。決して高くはありませんが、配当利回りで2.6%あるので、総合利回りは3.34%です。

女性投資家
女性投資家
あの業績でこの利回りだと欲しくなっちゃうよね~

優待の利用と権利日

優待券(タイムズチケット)は下記のサービスで利用可能です。

【タイムズチケット利用可能施設】

  1. タイムズ駐車場
  2. タイムズカーレンタル
  3. タイムズ スパ・レスタ

私は車で遠出をする際にはよくタイムズ駐車場を利用しています。

車を所有している方、もしくはタイムズカーレンタルを利用する方などにとっては使い勝手は最高です。

女性投資家
女性投資家
ところでパーク24の優待はいつもらえるの?
サイト管理人
サイト管理人
毎年10月末に保有している株主が対象だよ!権利確定日は年に1回だけだから要注意だね~

 

まとめ

株価 2,689円 1株配当 70円
時価総額 4,167億円 配当利回り 2.6%
PER 25.1倍 優待利回り 0.74%
PBR 4.59倍 総合利回り 3.34%
5年平均増収率 14.0%
5年平均増益率(経常) 4.5%

 

とにかくバランスのとれた銘柄です。主軸の国内駐車場事業は安定しており、カーシェア・カーレンタルなどのモビリティ事業は急成長中です。

5年平均増収率14.0%5年平均増益率4.5%となっており増益率は良いとは言えませんが、株主還元も考慮するとまずまず満足できる水準なのではないでしょうか。

パーク24の懸念点として採算の合わなくなった駐車場の減損損失がありますが、それほど頻繁に発生するものではありませんし、景気の影響を大きく受ける業種でもありません。

ぜひ参考にして頂ければさいわいです。

※あくまで個人の意見ですので投資は自己責任でお願いします。