配当&優待実施株

ポーラ・オルビスHDの配当や優待を分析。国内市場シェア第4位の企業

今回は配当・優待の両方がもらえる、1銘柄で2度おいしいポーラ・オルビスHD(以下ポーラ)を紹介します。

ポーラは言わずと知れた化粧品会社です。
化粧品市場での国内のシェアは第4位!

化粧をする方はもちろん、化粧をしない人も知っている有名企業ですよね?

化粧をする文化は平安時代からあると言われており、最近は男性でも化粧をされる方が多くなってきました。
この先もますます化粧品市場は拡大していくことが予想されているのでポーラの今後にも期待です!

ポーラの株主還元について

ポーラは配当金株主優待を実施しています。

まずは配当金から見ていきます。

配当金について

配当金・増配率推移

2016年から2017年にかけて大幅減配している!
わけではありません。

ポーラは2017年4月をもって1株につき4株の割合で株式分割をしています。上記は分割を考慮せずに算出したものなので、分割考慮後は以下の推移となります。

分割考慮後の配当金推移
年度 配当金額 増配率
2010 10円
2011 11.25円 12.5%
2012 12.5円 11.1%
2013 13.75円 10.0%
2014 21.75円 58.2%
2015 37.5円 72.4%
2016 50円 33.3%
2017 70円 40.0%
2018 80円 14.3%
2019 80円 0.0%
上記の配当金とは別に、2014年は25円の特別配当を実施しています。

さらに今期(2019年12月期)も上記の80円とは別に36円の特別配当を実施予定
つまり今期は年間で1株当たり116円の配当金となる見込みなのです。パチパチ

ポーラの株価は2,618円(2019/11/23日現在)なので、配当利回りは

配当金116円÷株価2,618円=4.4%

配当利回りは現在の株価で購入すると4.4%になるようですね。
なかなかの好水準です。

注意!

今期は特別配当を実施していることを忘れてはいけません。

今期の特別配当を含めた連結配当性向は100%を超えており、毎年この水準で配当金を出すことは現状の業績では不可能でしょう。

株主優待内容について

ポーラの株主優待はポイントを交付し、貯まったポイントと商品を交換する仕組みです。

貯まるポイントは保有株数&保有期間で分かれています。

ポーラ・オルビスHD-株主さまご優待より

最低取得株数は100株。15ポイントが貰えます。3年以上の保有になると35ポイント!

15ポイントの交換内容は以下の通りです。いずれかの商品1つと交換ですよ~
15ポイントで1,500円相当なので1ポイント当たり100円の価値があるようですね!

15ポイント-ポーラオルビス優待情報より

 

↓30ポイントで交換↓

30ポイント-ポーラオルビス優待情報より

 

↓60ポイントで交換↓

60ポイント-ポーラオルビス優待情報より

 

↓320ポイントで交換↓

320ポイント-ポーラオルビス優待情報より

上記で紹介したのは15ポイント・30ポイント・60ポイント・320ポイントでのそれぞれの交換内容です。

他にも80・100・120・260ポイントでも交換できる商品があるのでポイントを余すことなく使えそうで良いですね!

また、ポイントは使わなければ翌年に繰り越すことが可能なのでまとめて使うこともできます。※継続保有していることが条件です。

権利確定月と優待利回り

権利確定月は12月です!

女性投資家
女性投資家
え!?
年2回じゃないの!?

そうなんです。年2回ならそれなりに優待利回りは良いのですが、年1回だと100株保有の場合

15ポイント(1,500円)÷最低取得金額261,800円
0.57%

優待利回りは0.57%しかありません。
3年保有で年間、35ポイント(3,500円相当)を取得しても1.3%程度。

しかし配当もあるので株主還元としては

  • 配当利回り4.4%(特配込み)
  • 優待利回り0.57%
  • 総合利回り4.97%

 

となります。5%近くの株主還元はなかなか無いので嬉しいですね!

ポーラの業績について

化粧品市場は今後も伸びていくことが予想されていますがポーラもその波に乗れそうなのでしょうか?見ていきましょう。

売上高・増収率推移

売上高・増収率

2013年から大幅な増収はそれほどありませんでしたが、安定して緩やかな成長を遂げていました。

目立った増収は2017年ぐらいでしょうか。この年はポーラのシワ改善美容液が有名になりましたよね!たしか・・・。

何はともあれ今まで堅調な業績で推移していましたが、今期はまさかの前期比▲11.5%の大幅減収!

その理由は企業の問題というわけではなく、化粧品市場の問題にありました。

ポーラの19年1―6月期(第2四半期)の売上高は前期比10.2%減の687億8800万円、営業利益は同22.6%減の141億3800万円だった。中国EC法の影響で、インバウンドやソーシャルバイヤーによる売り上げが減少した。美白健康食品の売り上げが前年同期比48億円減少したことが、減収の最大の要因だったとしている。
ポーラの売り上げの76.9%を占める、訪販部門に当たる「委託販売チャネル」の売り上げは、前年同期比17.3%減少した。一方で、海外売上高は同71.6%伸長した。6月に、シワ改善の薬用化粧品を中国向け越境ECで展開を開始したことなどが要因だとしている。
減収の要因となった美白健食では、タブレット型の「ホワイトショット インナーロック タブレット」、ドリンクタイプの「インナーロック リキッド」の両方の売り上げが減少したとしている。
(日本流通産業新聞2019/8/8より)

話題になりましたよね。中国のEC法の改正!
こればかりはどうしようもありません。

もちろんポーラだけではなく他の化粧品会社も打撃を受けています。

しかし毎年どんどん業績が悪くなるようなものではないので立て直しに期待です。

営業利益・増益率

営業利益も売上高とほぼ同じような推移をたどっていますね。

今期は▲23.9%の減益となる見込みですが理由は売上高で紹介したものと同じです。

 

ポーラの基本情報と株価

基本情報

株価 2,618円 配当金 116円
時価総額 5,998億円 優待 あり
PER 32.1倍 権利確定月 12月
PBR 3.0倍
上記の権利確定月は株主優待に対するものです。配当金は6月に中間配当を実施しています。

株価チャート(5年)推移

SBI証券-国内株式チャートより

逆張り投資家が喜びそうなチャートですね。
ホルダーさんには申し訳ないですが私自身もこんなチャートを見るとわくわくします。

株価チャート(1年)推移

SBI証券-国内株式チャートより

最近はすこし横ばいになりつつありますが下降トレンドを抜けたと言えるほどではありません。

値ごろ感で購入してさらに株安を食らいやすいチャートなので注意が必要ですね!

 

まとめ

ポーラは日本を代表する化粧品会社です。
国内の市場シェアは第4位!

今期は中国ECの影響で業績は悪くなる見通しですが企業そのものに問題があるわけではないので特に悲観する必要はないでしょう。

株主還元は配当金と優待を実施しており配当利回り4.4%(特配込み)、優待利回り0.57%の高還元企業です。

株価は2018年6月ごろから下降トレンドが継続しているので購入するタイミングが難しいです。

しかし個人的には良い企業だと思っているので買い目線で監視を続けていきたいと思います。

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