投資哲学

【初心者向け】少額での分散投資は意味がない?いいえ、リスク回避が最優先です

今回の話は分散投資の是非についてです。

投資家の永遠の悩みとも言える、

  • どのくらい分散しておくべきか
  • または集中投資をするべきなのか

 

この疑問について考えていきます。

結論
  • たとえ少額でも分散はするべき
  • 投資は何より損を回避することが最優先
  • ただし分散しすぎも逆効果

リスク回避を最優先に考えるべし

投資家A
投資家A
少額での分散投資は資産の増加が遅い!
投資家B
投資家B
利益が出てもほんの少しだわ

分散投資を否定する方はこのような意見をお持ちなのではないでしょうか?

確かに資産を増加させるスピードだけに注目すると集中投資の方が爆発力があることは言うまでもありません。しかしリスクも集中投資の方が高い。

もしかするとあなたも、いや多くの投資家がリスクを承知の上で集中投資を実践しているのかもしれません。

実は、多くの投資家はリスク回避を最優先に考えるのではなく、利益を最優先に考えてしまっているのです。

人間はリスクではなくリターンから考える生き物です。

例えばA銘柄に投資をすればどれだけリターンが得られるかを考える。
そのあとでリスクはどのくらいありそうかを考えているはずです。

リターンを得られないものには投資しませんからリターンから考えるのは当然のことでしょう。

投資で負けない方法

ゆうたそ
ゆうたそ
投資で負けない方法って知っていますか?
投資家A
投資家A
そんなのあるわけないじゃん!
ゆうたそ
ゆうたそ
いいえ、とても簡単なことです。損をしないこと!これだけですよ。
投資家A
投資家A
は?なにを言っているんだ?

そう思ったあなたに世界一の投資家であるウォーレンバフェットの2つの投資ルールを紹介しましょう。

 

  • ルール1 絶対に損をしないこと。
  • ルール2 ルール1を絶対に忘れないこと。

 

いたってシンプルかつこの上ないほどの重要なことですよね?
損をしなければ負けるわけがありませんから。

分散投資をすれば負けないのか?

そんなはずがありません。分散投資ももちろん損失は出します。

いくら世界一の投資家ウォーレンバフェットといっても投資で損失を出すことはもちろんあります。

株式投資をしている以上、損を絶対にしないなど不可能なこと。
ですから、先ほどのバフェットの言葉を次のように置き換えてみましょう。

  • ルール1 損失を極力少なくすること。
  • ルール2 ルール1を忘れないこと。

”損失を極力少なくする”さらに言い換えると、”損をするリスクを極力少なくする”とも言えます。

リスクマネジメントをする

 

  • 集中投資・・・1銘柄で損失を出せばポートフォリオは大ダメージ
  • 分散投資・・・1銘柄で損失が出ても他の銘柄でカバーができる

 

例えば100万円の投資資金を持っているとします。

仮にA銘柄に全額投資をして、株価が20%下げたとしましょう。

100万円×20%=20万円の損失です。

ではA銘柄に50万円、B銘柄に50万円を投資したとすると、A銘柄が20%下げたとしても

50万円×20%=10万円の損失
となるのです。

つまり損をするリスクを極力少なくするためには分散投資が必要なのです。

ゆうたそ
ゆうたそ
下手な集中投資は大損のもとだよっ!

もちろん集中投資が必要なタイミングはありますが、リスク管理ができてから実行しましょう。自分への教訓です。

分散投資の欠点

ある程度の分散は必要だとは思っていますが、分散投資にもデメリットはもちろんあります。それはキャピタルゲインを受けにくくなることです。

先ほどと同じように100万円の投資資金を持っているとします。

C銘柄に100万円を投資して、株価が20%上がった場合

100万円×20%=20万円の利益

C銘柄50万円、D銘柄に50万円を投資した場合

50万円×20%=10万円の利益

となります。

もちろんD銘柄も同様に株価を上げれば全く分散投資のデメリットはなくなります。

しかし分散すればするほどインデックス投資に近づくこととなり、値上がりの期待値は落ちてしまうのです。

とは言っても負けない投資を実践する上では損失リスクを回避することが最優先。リターンを考えるのはその後で良いでしょう。

分散って具体的にどうすれば良いの?

では分散投資はどのようにすればよいのか考えていきましょう。

分散投資と一口にまとめても分散の仕方はさまざまです。

  1. 銘柄の分散
  2. 国の分散
  3. 業種の分散
  4. 市場の分散
  5. タイミングの分散

 

などなど他にも分散する方法はたくさんあります。

闇雲に分散投資と言って数百銘柄に投資するかたもいらっしゃるみたいですが、それはまず逆効果と言ってよいでしょう。

分散投資の代表格

分散投資の代表格と言えば投資信託です。

  • S&P500連動型・・・銘柄の分散
  • 世界新興国○○投資信託・・・国の分散

このあたりはよく目にする投資信託ですね。

これらの投資信託は少なくとも50銘柄以上。多いもので数百銘柄にも分散投資をしています。

投資家B
投資家B
じゃあ私も50銘柄や100銘柄に分散すればいいのね!!
ゆうたそ
ゆうたそ
ちょっと待った!むやみな分散投資は危険ですよ!

適切な分散投資とは?

普通に考えてみてください。自分が投資したいと思えるような良い銘柄が50や100も出てくるものでしょうか?

またまた引き合いに出しますが、ウォーレンバフェットですら年に数銘柄ぐらいしか投資したいと思う銘柄を発見できないそうです。年に3銘柄も発見できたら多い方だとか・・・。

当たり前ですよね。そんなに良い銘柄が次々と出てくるはずがありません。

分散投資を意識するあまり、分散することが目的にならないように注意したいところです。
分散投資は目的ではなく、良い投資を実行するための手段なのです。

個人投資家はどれだけ分散すべきか

投資信託は数百億、数千億もしくはそれ以上を運用していますから分散しないと相場を作ってしまうため分散せざるを得ないのです。

しかし個人投資家は投資資産の少なさが逆に強み!
無理に50銘柄は100銘柄に分散しなくても問題ありません。

個人的には10銘柄でやや少ない。20銘柄で多いと考えています。
10~20銘柄が丁度良いと考えているわけです。

10銘柄の場合、1銘柄に対する投下資金は全体の10%

20銘柄の場合、1銘柄に対する投下資金は全体の5%

これだけ分散しておけば1つの銘柄で大きく下げてもそれほどダメージを受けることはありません。

20銘柄に分散するならば1銘柄が10%下落しても全体の資金は0.5%しか減らないのです。

まとめ

結論
  • たとえ少額でも分散はするべき
  • 投資は何より損を回避することが最優先
  • ただし分散しすぎも逆効果

投資資金が少額だとしても分散の重要性は変わりません。100万円の運用だろうが1億円の運用だろうが資産を守る大切さは変わらないからです。

しかし分散のしすぎは逆効果。
無理に分散するとかえってポートフォリオが悪くなってしまいます。

あくまで分散は手段の1つであり目的ではありません。分散することが目的とならないように注意しましょう。

50や100銘柄も良い投資先が見つかればだれも投資で負けたりなんてしません。
分散はリスクを抑えるための手法であるため必要以上にリスクを抑えようとする意味は無いのです。

少額でも分散投資はすべきですが、目的としての分散ではなく手段としての分散であることが大切です。

ゆうたそ
ゆうたそ
自分にとって最適なポートフォリオを考えることが重要だね!