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大人気!優待投資の秘密 | 優待を欲しがる人間心理の不思議

今回は多くの投資家が大好きな優待株投資について考えます。

 

近年、アベノミクス効果?で優待株が急増しており、それに合わせて優待投資家と名乗る方々も増えている気がします。これを読んでくれている方の中にも優待が好きな人は多いでしょう。

 

なぜここまで優待株が人気なのでしょうか??

 

今回は株主優待がここまで人気になる人間心理の秘密をあばいていきます。

株主優待の不思議

皆さんに質問です。次のうちどちらが嬉しいか考えてみてください。

①株の売却益で得た3,000円
②優待で得た金券(ギフトカードなど)3,000円

 

恐らくですが、多くの投資家が②を選ぶでしょう。私も②を選びます。優待はとてもうれしいですからね。

 

でもおかしいですよね??同じ3,000円なのになぜ私を含め多くの投資家が②を選ぶのでしょうか?

 

それに同じ3,000円と言いましたが、いくら金券とは言え、売却益(現金)には流動性で間違いなく劣ります。

 

そのため価値としては少し割り引く必要があるため、実質的な価値は①の方が高いはずなんですよ。

 

①の方が実質的価値が高いにもかかわらず多くの投資家は②を選びます。この秘密を解明するためにはハウスマネー効果を知る必要があります。

 

ハウスマネー効果ってなに?

ハウスマネーとはもともとハウス(カジノ)で得たお金という意味を持ちます。簡単に説明しますと、幸運で得たお金は努力して得たお金より荒い使い方をしてしまう効果です。

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例をもって説明しますね。みなさんお給料の使い道ってどうしていますか??

 

例えば今月、手取りが20万円だとしたら生活の為にいくら置いておいて、将来のためにいくら貯金して~みたいな使い方をするのではないでしょうか??

 

では、ギャンブルや宝くじなどで偶然得た20万円はどのようにつかいますか??

 

パーット使っちゃいますよね??少なくとも働いてもらったお給料よりは使い方が雑になるはずです。

 

これがハウスマネー効果です。

 

なぜハウスマネー効果に陥るの?

答えは簡単。同じ20万円と認識していないのです。

 

20万円は何に使うとしても20万円の価値しかありません。

 

けど、私達はなぜか同じ20万円を持っても、その給料やギャンブルなどの取得の仕方によって心理的に価値が変わってしまいます。

 

今頃うんうん分かる。と頷いてくれている事を期待します(笑)

 

つまり、人間は同じ金額を目にしてもお金の価値が常に一定ではないのです。

 

投資におけるハウスマネー効果

もちろん株式投資にもハウスマネー効果は影響しています。

 

以前の日本のバブルはハウスマネー効果によって引き起こされたと言っても過言ではありません。

 

投資で得たお金は働いて得たお金より使い方が雑になります。

 

そのため、投資家達はさらなるハイリターンをもとめてハイリスク株にも投資してしまいます。

 

それが繰り返されることによって投資が活発になり、バブルが引き起こされたとも考えられています。

 

ただ、バブルの原因は明確には判明しておらず、諸説が多くあります。何が正しいかは分かりませんが、投資を加速させた点で言えばハウスマネー効果が関与していると言えるでしょう。

株主優待と人間心理

最初の質問を思い出してください。売却益が良いか、優待の金券が良いかの質問です。この場合では両方とも株式投資によって得たお金ですのでハウスマネー効果がどちらの方が使い方が荒くなるといった話ではありません。

 

ハウスマネー効果を用いて私が述べたいことは、人間は貨幣の価値を常に一定では捉えられないことです。

 

そしてこの心理的な貨幣価値の変化はそのお金を得る方法の難易度で変化することになります。

優待取得は簡単??
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私たちはなぜか優待の取得を簡単だと思い込んでいるようです。これが優待価値を心理的に引き上げてしまっている原因です。

 

売却益を得ようと思うと、ファンダを分析してテクニカルでタイミングを計ってと、難しいことがたくさんあります。

 

しかし、優待株は適当なタイミングで握ってずっと持っておけば優待が貰えるからお得だと考えている優待投資家が多いみたいなんです。

 

だから「優待が貰えるから含み損でも気にしない」などの声を聞くんですね。

 

おかしなことですよね?3,000円の優待を貰っても、10,000円の含み損があればそれはトータルで損していることになります。

 

でもなぜか、多くの優待投資家(特に初心者の方)は優待と株の損失を分けて考えているのです。トータルでは損しているのに優待では得をしたと考えてしまいます。

 

もちろん、優待株も優待を実施していない株も株価は常に上下しますので、株の難しさは同じはずなのにです。

 

優待株の罠

その勘違で優待取得が簡単だと思い込んでいるため、売却益より簡単に取得可能な優待に人気が集まります。

 

これは優待株に対して心理的な罠(バイアス)がかかっていると言えるでしょう。

 

優待株は決して簡単ではありません。株としての難しさは変わりません。その点を理解して投資を行わないと少しの優待を得るために多くの損失を抱えてしまうことになるので注意が必要です。

 

まとめ

人間は貨幣価値を常に一定に捉えることはできません。そのため、売却益と優待で同じ3,000円を得たとしてもその価値は違うものになっています。

 

そして、優待を得ることを簡単だと勘違いしているため、優待の心理的な価値を無意識の内に引き上げてしまっています。

 

そのため、仮に同じ金額のリターンが見込めるとしても優待に人気が集まってしまうのです。

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